とちぎ乾癬友の会 栃木県乾癬患者会

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乾癬の治療
◆外用療法

ビタミンD3、ステロイド、非ステロイド系消炎剤、など



◆内服療法

シクロスポリン(ネオーラル)、ビタミンA誘導体(チガソン)
メトトレキサート(MTX)、 漢方薬          など
痒みが生じる場合;抗ヒスタミン薬(抗アレルギー薬)
関節炎による痛みが強い時;消炎鎮痛剤


◆光線療法

PUVA; 紫外線に反応しやすくなる薬と共にUVAを照射
UVB ; UVAより波長の短い紫外線UVBを照射。近年では治療に必要な波長だけを選択して照射するナローバンドUVBが中心となってきています。


◆注射療法

生物学的製剤(バイオロジクス)と呼ばれる薬を使って、点滴や皮膚に注射(皮下注射)する治療法です。生物製剤は皮膚科のみならず様々な分野で研究されており、
関節リウマチ、ベーチェット病、クローン病などで使われ始めているお薬です。
現在、本邦乾癬で承認されている生物学的製剤は3種類あります。
一つは点滴でするお薬ですが、残りの2つは皮下注射で行います。
初めて治療を開始する場合は指定された施設のみでしか導入は出来ません。また、この治療を
開始する場合には、全ての方が出来るのではなく、専門の医師の診察の上で決められるお薬です。
希望される方は、まず現在診察を受けている主治医の先生にご相談下さい。

◆患者さんへ

治療方法は様々です、人が良くなった治療が必ずしも自分にいいとは限りません。
自分の判断で、色々決めず、担当の先生と相談して、方向性を決めて行きましょう。

治療には時間がかかります。初めだけ良くても駄目ですし、最初効果が少なくても次第に効果がでる場合も多く認めます。根気よく続けましょう。

軽症の方から、重症の方まで様々な治療がありますが、基本は外用療法となります。どのように受け入れるかがポイントなのかも知れません。

*歯磨きが1日2回以上できる方は多くいます。
*お化粧に1日2回時間をさいている女性は多くおられますし時間もかかります。
*冬になると肌は乾燥しハンドクリームを1日頻回に使用される方も多いですし、
栃木県では乾燥から1日数回ボディーローションや保湿剤を使用されている方はとても多いようです。

1日2回外用するのは中々面倒であったり、大変な事と思います。

しかし……

「自分だけが・・・。」とは考えずに、生活の1つとして考えをもって行けるようにトライしてみてください。
    



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